ゼロ・スピード
慣性測定法とは
デイシーの「ゼロ・スピード慣性軌道検測システム」は、その名のとおり、速度ゼロから高速まで、高精度に軌道検測可能な次世代の慣性測定装置です。
従来の慣性測定法は、加速度を二回積分することにより、慣性空間における加速度計の軌跡(Space curve)を知る方法ですが、加速度が小さい低速では、わずかなノイズ成分も積分されてしまい、精度が劣化してしまうというデメリットがあります。
ゼロ・スピード慣性測定法は、高精度ジャイロスコープが検出する角速度信号をデジタル処理して軌道検測します。最大の特徴は積分演算が不要なことで、このため極低速域でも精度劣化することなく高精度検測が可能です。もちろん、350km/hを超える高速域においても高精度が保持されます。





