DEICY2019
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70■ PcWaveFormの機能に振動暴露解析処理を追加■ ISO2631-1 全身振動規格補正フィルタWk/Wd■ ISO5349 上肢振動規格補正フィルタ■ 最大過渡振動値/四乗則暴露量値/累積頻度相当値■ 補正加速度実効値グラフ表示振動暴露解析プログラムPcWaveForm WBV+ PL-U4213PcWaveForm WBV+プログラムは、当社波形表示・解析プログラムPcWaveFormに、振動暴露解析処理機能がアドオンされたプログラムです。扱うことのできるデータ形式、および基本操作と使い勝手を共通としています。振動暴露(振動被曝)とは、人体全身あるいは一部が振動下に晒されている状態です。振動が人体におよぼす影響は、快適性の低下(快感減退境界)、作業能率の低下(疲労、能率減退境界)、健康や安全への影響(暴露限界)と様々な形で現れます。振動暴露解析プログラムは、「JIS B7760-2: 2004(ISO2631-1: 1997)全身振動 – 第2部 測定方法および評価に関する基本的要求」に準拠して計測された各部の振動加速度から、振動暴露解析および快適性評価を行うプログラムです。ISO5349-1 に準拠した手腕振動暴露解析にも対応しています。全身振動暴露解析 解析結果表示全身振動暴露解析では、座面を通して伝達される0.5 Hz ~ 80 Hzまでの振動を扱います。解析結果は、各軸のクレストファクタ、各軸および合成の補正加速度実効値(Aw)、最大過渡振動値(MTVV)、累積頻度相当値、四乗則暴露量値(VDV)を、8時間(日量)換算値、オーバーオール、および設定された計測区間ごとに表示します。補正フィルタとその処理: 全身振動を解析するために、収録された加速度データを補正するフィルタを通す必要があります。補正フィルタはISO2631で規定された周波数特性を持つフィルタを使用しています。本プログラムでは、水平方向X軸Y軸に関してはWdフィルタを、Z軸方向に関してはWkフィルタの他、X軸Y軸と同じWd、またはISO2631-4のWbのいずれかの選択ができます。ISO2631で定められた周波数領域特性からZ変換を行いIIR形式のディジタルフィルタ処理を行っています。補正加速度実効値(Aw): 上記フィルタ処理を行った補正瞬時加速度から、選択された計測区間ごとの実効値を演算します。最大過渡振動値(MTVV): MTVV = Maximum Transient Vibration Value、補正加速度から移動加速度実効値を求め、その移動加速度実効値の計測区間における最大値を求めます。移動加速度実効値の積分周期は選択することができます。四乗則暴露量値(VDV): VDV = Fourth Power Vibration Dose Value、フィルタ処理後の補正加速度を計測区間ごとに演算します。二乗根よりピーク加速度に対して敏感であることと、計測区間で割らないことから、計測区間中に暴露した振動全体を表しています。

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